本場メキシコの愛すべきタコスたち【メキシコその1】
真夜中のと言いつつ夕方の更新です。
しかもいきなり食べ物の話題です。
最近巷でもメキシコがきているようで、
おしゃれカルチャー雑誌のPOPEYEなんかでも特集が組まれているほどです。
POPEYE (ポパイ) 2019年 08月号 [雑誌] 特集・メキシコが呼んでいる!
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モイは2016-2017年に一度メキシコを訪れています。
ようやく時代が追いついたという感じでしょうか。はい、すみません。
今回は本場メキシコで食べたタコスについて紹介します。
本場のタコスとテクス・メクス
日本でタコスが食べられる店といえば、チェーン店のTaco Bell(タコベル)やGuzman y Gomez(グズマン・イー・ゴメズ)あたりが有名でしょうか。どちらもおしゃれで入りやすいですね。そしておいしい。
しかしこれらのタコスは本場メキシコのタコスとは少し異なります。
これらはどちらかというとテクス・メクス(Tex-Mex:メキシコ風のアメリカ料理)寄りで、お肉たっぷり!ボリューム満点!!チーズなんかも入れちゃうもんね!!!という感じ。
これはこれで非常においしいのですが、やはりわたくしは本場の屋台でいただくような、さっぱりタコスが好きなのです。
これぞ本場のタコス
それでは本場のタコスとはどのようなものかというと、
はい。こちらです。
肉やら何やらを炒めた(煮込んだ)もの+生玉ねぎ+パクチー(コリアンダー)+キュウリだかレタスだかをミキシングした何か+ライムぶっかけ
が基本スタイル。 もっと簡素なバージョンもある。サイズは小さめで、男性なら二口ぐらいで食べられそう。
こちらはカンクン市街地の公園にある屋台で食べたものです。
適当なイートスペースに、様々なメキシコスナック屋台が並んでいました。地元の方々が寛いでいる。
こちらもカンクンのタコス。ガイドブックにも載っているような割と有名な店で食べたものです。店の名前は忘れました。
メキシコシティのバスターミナルで食べたタコス。ライスが入っていておいしかった。
外国人観光客向けのレストランでは、具材のバリエーションも増えて急におしゃれな食べ物になる。ワカモレやパイナップルの姿も。
他にもいくつか食べましたが、サイズや内容は大体同じでした。
テクス・メクスと比べると、トルティーヤは小さめで薄くてソフト、余計な味付けがなく、生野菜やライムがガッツリ効いているのが特徴です。
サルサソースやトマトがそのまま入っているものは見かけなかった。
個人的にはパクチー(あちらではコリアンダー)がたくさん入っているのがツボでした。
帰国してからというもの、本場に近いタコスが気軽に食べられるおいしい店をずっと探し続けている。
この「気軽に」というのが意外と難しいポイントなんです。
ファーストフードは殆どテクス・メクスだし、本場に近い料理を出すレストランはお酒も込みでそれなりのお値段。
本場のようにサクッとタコスだけをつまめる店は日本にはほぼ無いのが現状かと思います。
生野菜にコストがかかるからでしょうか。ライムとかパクチーとか、日本だと高いもんね。サブウェイあたりが片手間でやってくれると良いんだけど。
今のところ東京都内で気に入っているのは、
- 吉祥寺のTACOS shop(お店の方が本場メキシコでタコス作りを学んだらしい)
- 新宿のCASA TEQUILA TOKYO
ぐらいかなあ…。
TACO RiCOも若干アメリカ風ですが好きです。
良いお店を知っていらっしゃる方、ぜひ教えてください。
アスタ プロント!